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健康診断前にクレアチニン値を悪化させる行為【体験談】

      2017/07/17

健康診断でコレステロールや尿酸値を気にされる方は多いと思いますが、腎臓機能の数値「クレアチニン」も体に大切な数値です。

新たな国民病といわれているものに慢性腎臓病(CKD)があります。

あまり耳なれない病名かもしれませんが、患者さんは意外と多く、1,300万人、実に成人の8人に1人が罹っていると考えられています。

慢性腎臓病が進んだ場合、行きつく先は人工透析か腎臓移植です。

健康診断で腎臓機能の状態を示すのがクレアチニンの値です。

クレアチニンの値は検査日の体調で変動します。

今回は、昨年悪かったクレアチニン数値が今年良くなった私の体験談と、新たな国民病「慢性腎臓病」について分かりやすくお伝えします。

 

1 健康診断前にクレアチニン値を悪化させる行為【体験談】

腎臓機能以外でクレアチニン数値が悪化する原因は次のようになります。

  • 検査前の筋肉疲労をともなう激しい運動
  • 腎臓周辺の圧迫
  • 暴飲暴食
  • 鎮痛剤の服用
  • 高度脱水

昨年の健康診断ではクレアチニンの知識が乏しかったため、健康診断の前日と当日にやらない方が良い「激しい運動」をしてしまいました。

その結果、クレアチニン数値は1.04となり、腎臓の働き(GFR)判定が軽度に低下となりました。

その後、クレアチニン数値は検査当日の体調によって変化すると知り、今年は健康診断の前に以下のことを実践しました。

  • 健康診断日を休日の午前中にした。
  • 健康診断前日と当日にできるだけ筋肉を使わない様にした。
  • 1ヶ月前からアルコールを控えた。
  • 1ヶ月前から塩分控えめ目の食事にした。
  • 10日前から食べる量を腹八分目にした。
  • 10日前から肉や魚の食べる量を減らした。

以上のことを実践した結果、クレアチニン数値は1.04から0.9に改善し腎臓の働き(GFR)判定も正常値にもどりました。

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その後の健康診断でも上記のことを毎回気を付けているため、

クレアチニン数値は0.9台を維持しています。

 

続きまして、慢性腎臓病(CKD)とはどういうものかについてご紹介します。

 

 

2 慢性腎臓病の概要【動画】

 

慢性腎臓病の概要についての分かりやすい動画をご用意しましたので、ご覧ください。

 

3 慢性腎臓病(CKD)とは

腎臓の働きは血液を濾過(ろか)して尿をつくり、体外に排泄することです。

体の中の余分な水分や電解質、老廃物を尿として排泄します。

同時に必要なものは再吸収して、体の中を一定の環境に保ちます。

慢性腎臓病(CKD)とはこの腎臓の働き(GFR)が健康な方の60%以下、あるいは蛋白尿が出るといった腎臓の異常が3ヶ月以上続いている状態をいいます。

CKDは生活習慣病(糖尿病、高血圧など)やメタボリックシンドロームとの関係もあり、誰もがかかる可能性があります。

慢性腎臓病(CKD)と似た言葉に慢性腎不全(CRF)がありますが、その違いは

慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease ;略してCKD)

3ヶ月以上続ずく腎臓疾患(病期や症候などを含む)全体をいいます。

慢性腎不全(Chronic renal failure ;略してCRF)

何年もかかって徐々に腎臓の機能が30%程度に低下した状態をいいます。病名ではなく症状(病態)のことをいいます。

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4 慢性腎臓病の原因

慢性腎臓病の原因は、1998年頃に糖尿病性腎症がその原因の1位となりました。

糖尿病性腎症は糖尿病などの生活習慣病が進行すると、合併症として現れる症状です。

また2015年11月に新聞報道されましたが、最近の研究で慢性腎臓病をまねく物質を腎臓に取り込む原因が、「メガリン」というタンパク質にあることが特定されました。

「メガリン」は本来体に必要な物質を再吸収する働きを担っていますが、毒素がメガリンを介して再吸収され、腎臓を傷つけるメカニズムが分かってきました。

慢性腎臓病になるリスクの高い方は

  • 肥満
  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 高脂質症
  • ご家族に慢性腎臓病の患者さんがおられる方

生活習慣や食生活の欧米化、また高齢化も患者増加の原因と考えられています。

 

5 慢性腎臓病の症状

「沈黙の臓器」といわれる腎臓は、障害が始まってもほとんど自覚症状がありません。

ですので自覚症状が出た時は、すでにかなり慢性腎臓病が進行していることが多いのです。

ここがこの病気の怖いところで、以下の症状が出る前に予防を始めることが大切です。

慢性腎臓病の症状

  • 夜間尿・・・夜間に何度もトイレに行く。
  • おしっこの泡立ち・・・おしっこが泡立ったり、色が変わる。
  • むくみ・・・指輪や靴がきつくなる。
  • 息切れ・・・短時間の早歩きだけで息が切れる。
  • 貧血・・・貧血、立ちくらみが頻繁に起きる。
  • 倦怠感・・・疲れやすく、いつもだるさを感じる。
  • 顔色・・・顔色が悪いといわれることがある。

1つでも当てはまる場合、腎臓内科のある病院で検査を受けることをお勧めします。

日頃、体調の変化に気をつけているだけでは早期発見が難しいですので、定期的な健康診断が大切です。

 

6 CKD早期発見のポイントと検査

慢性腎臓病の早期発見のためには、一般的な健康診断の結果をよく確認することが大切です。

腎臓機能を調べるためには、以下の検査が行われます。

早期発見のための検査

尿検査で尿にタンパク質や血液が漏れ出ていないかを検査します。

一般的な健康診断で行われますが、専用の測定キットでご家庭でも検査できます。

進行度合いの検査

一般的な健康診断で行われる血液検査で行われます。

血清クレアチニン値と年齢、性別で腎臓の働きを数値的に確認できます。

詳細な診断

画像診断・・・腹部CT検査や超音波検査などで、腎臓の大きさや形、合併症(結石、腫瘍など)があるかを調べます。

腎生検・・・顕微鏡を使って、腎臓の組織を検査します。

 

7 慢性腎臓病の治療法(治療薬)

慢性腎臓病の治療は、薬で腎臓機能の低下を遅らせたり、症状を改善させたりします。

腎臓の血圧調整機能を助ける薬

降圧薬・・・降圧薬(RA系阻害薬、カルシウム拮抗薬)で腎臓を保護します。

利尿薬・・・尿の量を増やすことで、体内の余分な水分や塩分の排泄をうながし、血圧を下げ、むくにをとります。

血液中の老廃物を追い出す薬

経口吸着炭素製剤・・・腎臓機能の低下で、血液中に老廃物がたまり、尿毒症になります。この薬を使って腸内で毒素を吸着し、便とともに排泄し、尿毒症の症状を緩和します。

慢性腎臓病による貧血の改善薬

エリスロポエチン製剤・・・骨髄で血液を作る際、腎臓から出るホルモン(エリスロポエチン)が作用します。

薬を注射することにより、貧血を改善させて腎臓の悪化をおさえます。

体液量・イオンバランスの整える薬

カリウム吸着薬・・・腎臓機能の低下で、血液中にカリウムが溜まり過ぎてしまいます。多すぎると手足のしびれや不整脈の原因になります。

薬を使って腸の中でカリウムを吸着させ、便と共に排泄させます。

リン吸着薬・・・腎臓機能の低下で、リンが溜まり過ぎると、骨がもろくなったり、血管や心臓に負担をあたえます。

薬で腸の中のリンを吸着させて、便と一緒に排泄させます。

骨がもろくなるのを防ぐ薬

活性型ビタミンD製剤・・・腎臓機能が低下すると、カルシウムが吸収されにくくなって、骨がもろくなります。

活性型ビタミンD製剤でビタミンDを補い、骨が弱くなるのを防ぎます。

 

8 慢性腎臓病の予防法

慢性腎臓病の予防のためには、日頃の生活習慣の改善が大切です。

CKDの発症と進行を抑えるためには

禁煙

喫煙は慢性腎臓病のリスクを高める危険因子の1つと考えられています。

アルコールは飲み過ぎない

適度なアルコールは慢性腎臓病のリスクを高めることにはなりませんが、量が多くなり過ぎると危険因子となりますので注意しましょう。

運動不足の解消

生活習慣病の高血圧や糖尿病を抑えるために、適度な運動が大切です。

適正な体重を維持することが、慢性腎臓病のリスクを下げます。

不規則な生活を避ける

睡眠不足やストレス、長時間残業などは腎臓に大きな負担を与えますのでできるだけ避けましょう。

またメタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満・高血圧・高血糖・脂質異常)を避ける生活習慣は、同時に慢性腎臓病の発症・進行を抑えることになります。

 

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「クレアチニンを下げる方法!」私の実践したこと【体験談】

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

(※記事内容の実施に当たりましては、読者様の自己責任により、安全性・有用性を考慮いただいた上で、ご活用お願い申し上げます。)

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