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「急なめまい」は脳の血管が詰まりかけている可能性あり!【体験談】

      2017/03/05

「急なめまい」は脳の血管が詰まりかけている可能性があります。

ここでは、父の体験した「一過性脳虚血発作」をご紹介します。

突然のめまいは、「一過性脳虚血発作」(TIA)を発症している場合があります。

一過性脳虚血発作とは脳の血流が一時的に悪くなる発作。

脳梗塞の前触れになりうる怖い発作です。

今回は「一過性脳虚血発作」の症状を中心に、その原因や治療法、合わせて父の体験談をご紹介します。

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1 一過性脳虚血発作(TIA)とは

一過性脳虚血発作(いっかせいのうきょけつほっさ TIA:transient ischemic attacks)とは、脳に運ばれる血液の流が一時的(一過性)に悪くなる発作です。

おもな症状は、

  • 感覚障害
  • 運動麻痺

これらが一時的(24時間以内、多くは2~15分)に出る発作です。

病名にある虚血(きょけつ)とは、

虚血(きょけつ)とは、血管の狭窄や閉塞によって血流が減少した状態である。

引用:ナースPedia 虚血とはより
https://www.kango-roo.com/word/6479
(2016/03/24)

 

一過性脳虚血発作の概要が分かる動画をご用意しましたので、ご覧ください。

 

症状が直ぐに消えたからといって軽く見るのは危険です。

TIAは脳梗塞の前触れなのです。

いくつかの臨床研究によれば、一過性脳虚血発作を起こした人の15~20%が、

3か月以内に脳梗塞を発症する可能性があるとされています。

ですのでTIAはより深刻な脳梗塞の予防を始める、重要なサインでもあるのです。

 

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2 一過性脳虚血発作の症状

一過性脳虚血発作の多くは、2~15分くらい症状が続きます。

その症状は血栓が脳に流れてゆく動脈によって2つに分類されます。

<内頸動脈系>

内頸動脈系のほうが血流量が多く、TIA全体の約80%とされています。

内頸動脈系の症状は、

  • 右または左半身だけの手足に力が入らなくなる。
  • 右または左半身だけがしびれる。
  • 喋れなくなる。
  • 人の言ったことが理解できなくなる。
  • 片眼が見えなくなる。

<椎骨脳底動脈系>

椎骨脳底動脈系はTIA全体の約20%とされています。

その症状は、

  • めまいが起こる。
  • ろれつが回らなくなる。
  • 物が二重に見える。
  • 立ったり歩けなくなる。

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続きましてTIAの原因を見てみましょう。

 

3 一過性脳虚血発作の原因

一過性脳虚血発作は、日頃の生活習慣と深く関わっています。

糖尿病や高脂血症、脂質異常症は動脈硬化を招き、それによって血管内が狭くなって、血栓ができやすくなります。

一過性脳虚血発作のおもな原因は、

<1:血栓が原因>

内頸動脈や椎骨脳底動脈にできた血栓が流れて行って、脳内の血管を詰まらせることがTIAの原因になります。

この血栓が原因のケースが最も多いとされ、全体の6割程度とされています。

<2:心臓が原因>

心臓の疾患が原因で心臓内に血栓ができ、それが流れて行って脳内の血管を詰まらせます。

原因となる心臓の疾患は、

心房細動(心臓の拍動が速く不規則になる疾患)

弁膜症(心臓の弁に障害が起き、開閉が不完全になる疾患)

 

<3:血圧の急激低下>

動脈硬化によって太い動脈に閉塞や狭窄があると、全身の血圧が下がった時に脳への血流が悪くなり、一過性脳虚血発作を発症することがまれにあります。

 

若年性脳梗塞に関係するTIAは、偏頭痛が原因になる場合があるそうです。

 

ここまでTIAの症状と原因を見てきましたが、もし一過性脳虚血発作を発症したらどういう治療が必要なのでしょう?

つづいて検査と治療法を見てみましょう。

 

4 一過性脳虚血発作の検査

TIAの診断には次の検査が行われます。

・血液検査

・心電図

・血圧検査

・MRI

・MRA

・頸動脈エコー

 

5 一過性脳虚血発作の治療

TIAは一過性の発作ですが、症状が治まったとしても今後脳梗塞として再発する危険性が残ります。

ですので直ぐに予防的治療が必要になります。

<生活習慣病の管理・治療>

  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 脂質異常症
  • 心疾患の治療

<薬物療法>

  • アスピリン(血小板凝集阻止剤)
  • ワルファリン(抗凝固剤)

<外科手術>

頸動脈内膜剥離術(頸動脈に7割以上の狭窄がある場合)

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。

最後に、父の体験談をご覧ください。

 

6 脳梗塞の前兆で「めまい!」危なかった体験談

2015年の秋に、父は軽い悪性リンパ腫を発症しました。

離島に暮らす父は、島外の専門病院での治療を希望して、11月にその病院で入院前の検査を受けました。

検査はPET-CT検査。

検査の数日前に病院から説明があって、「検査前日の20時以降は食べないで下さい」ということでした。(水は飲んでもOK)

その後、検査が午前から午後に変更になったため、当日の朝食は7時までに食べ終わるように言われました。

しかし検査前日、離島の実家にいた父は勘違いして夜7時に夕食を食べ、その後、食べ物も飲み物いっさい摂りませんでした。

<検査>

そのことを知らないまま、私は検査日の午前中に○○汽船に父を迎えにゆき、検査に付き添いました。

検査は午後3時から始まり、終わったのが夕方6時でした。

父は帰り道、久しぶりに好きなお茶を「おいしい!」といって飲みました。

よっぽどのどか乾いていたらしく、一気飲み。

そのとき初めて知りましたが、24時間近くほとんど水分を摂っていなかったのです。

その日の夜、父は私の家に泊まりました。

<突然の発症>

翌日、私は父を○○汽船に送りました。

乗船待合室まで送って、私は帰りました。

その直後、父は脳梗塞のような症状を発症したようです。

下船してから迎えに来てもらう為に、親戚の人に電話をしたそうですが、その時にはすでに「ろれつ」が回りにくくなっていて、しかも自分が今どこにいるのかも分からなくなっていたそうです。

その時の感覚は、自分が喋っている言葉に、自分が変なことを言っていると感じながら喋っていたそうです。

「ひどいめまいがする! 歩けない! 直ぐに来てくれ!」と私に電話が入りました。

父と別れて15分が過ぎていました。

その声はやっと聞き取れるような「ろれつ」が回らない口調でした。

私は直ぐに車をUターンさせ、○○汽船に向かいました。

途中、昨日検査を受けた病院に電話をして、どうすればいいのか聞きました。

答えは「脳梗塞の可能性があります。大至急連れてきてください!」

「場合によっては救急車を呼んでください!」

でした。

<症状が消えた!>

父の電話から15分後に○○汽船に着きました。

ところが着いた時には症状は消えていて、すっかり良くなっていました。

めまいなどの症状は10分くらいで収まったそうです。

念のため直ぐに病院で診てもらいましたが、先生いわく「一時的に脳の血流障害が起きたのではないか」

「一過性脳虚血発作」だったようです。

「やはり前日の水分補給不足が原因だったのではないか、水分をしっかり摂ってください」と言われました。

私は胸をなでおろしました。

心の中で「脳梗塞にならなくて良かった!」とつぶやきました。

その日は薬をもらって帰り、後日精密検査を受けました。

 

7 まとめ

それでは今回のポイントをまとめます。

一過性脳虚血発作を起こした人が3か月以内に脳梗塞を発症する割合は15~20%。

<一過性脳虚血発作の症状>

【内頸動脈系】

  • 右または左半身だけの手足に力が入らなくなる。
  • 右または左半身だけがしびれる。
  • 喋れなくなる。
  • 人の言ったことが理解できなくなる。
  • 片眼が見えなくなる。

 

【椎骨脳底動脈系】

  • めまいが起こる。
  • ろれつが回らなくなる。
  • 物が二重に見える。
  • 立ったり歩けなくなる。

 

8 記事を書き終えて

今回、父が発症した一過性脳虚血発作は「椎骨脳底動脈系」でした。

父が訴えた症状は、

  1. めまいが起きた。
  2. ろれつが回らなくなった。
  3. 歩けなくなった。
  4. 自分が今どこにいるか分からなくなった。

幸い父は、一過性で後遺症も残りませんでしたが、一過性脳虚血発作は脳梗塞の前触れの可能性があります。

脳梗塞は命に関わる病気。

症状が治まったとしてもそのままにしないで、できるだけ早い時期に専門医療機関の受診をお勧めします。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

(※記事内容の実施に当たりましては、読者様の自己責任により、安全性・有用性を考慮いただいた上で、ご活用お願い申し上げます。)

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