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気胸手術前の説明より、19歳 甥の【体験談】

   

最近、近所に住む甥が自然気胸を発症し、治療を受けました。

今回はその手術前の説明と治療体験談をお話しさせていただきます。

甥は今年大学に入ったばかりの19歳。

自然気胸に多い、背が高くスリムな体型です。

甥は子供のころからよく我が家に遊びに来ていました。

最近も私と話をすることが多く、私が若い時に気胸になって、甥も同じような体型だから「気を付けたほうがいいよ!」と話したことがあります。

その半年後の発病でした。

今回は本人の了解を得て、気胸の胸腔鏡手術前の説明を中心に、自然気胸治療体験談を書かせていただきます。

気胸を発病された方やその親御様の参考になれば幸いです。

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1 胸腔鏡手術前の説明

それではさっそく胸腔鏡手術前の説明内容です。

手術の説明は入院の当日にあったそうです。

私がお見舞いに行ったのはその翌日でした。

手術は入院から3日後。

甥は余裕があったのか、事前説明の内容を説明書を見せながら詳しく話してくれました。

その内容は、

・手術時間:1時間前後

・手術方法:胸腔鏡手術(カメラと2本の鉗子を使う)

・麻酔:点滴による全身麻酔

・術後入院期間:約3日

・胸腔鏡手術の場合、開胸手術に移行する可能性がある

・手術後に起こりうる合併症(抜粋)

・術後出血(ブラ切除・縫合部からの出血)

・肺ろう(ブラ切除・縫合部からの空気もれ)

・創部感染(傷口にバイ菌が付いて化膿すること)

・膿胸(胸膜内にうみが溜まった状態でかなり重篤)

 

 

※以下は医師から口頭で聞いた内容だそうです。

・ぶら切除・縫合後に1リットルの水を入れて、空気漏れがないかカメラで確かめる

・手術後に縫合部から出血・空気漏れが発生した場合は再手術になる

・胸腔鏡手術後の気胸再発率は10%

・胸腔鏡を使わない開胸手術後の気胸再発率は1%

・胸腔鏡手術の気胸再発率が高い理由ははっきりしていないが、医師の間ではブラの切除に使うアメリカ製の自動縫合器(切りながら縫う優れもの)が大きすぎて日本人の体形に合っていないのではとの意見が出ているそうです

・胸腔鏡手術後に気胸が再発する場合は、縫った糸の穴から新しいブラが発生しているケースが多い

 

以上が手術前の説明で聞いた内容だそうです。

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それでは次に、私が聞いた甥の自然気胸治療体験談をお話しさせていただきます。

 

2 突然の発症(初期症状)

それはある日突然襲ってきたそうです。

大学の授業を終えて帰る途中、歩いていて急に胸が痛みはじめたとのこと。

家に戻っても治まらず、上半身を前かがみにすると痛みが増したそうです。

耐えられないほどの痛みではなかったので、その日は病院に行かずに様子をみました。

翌日になっても痛みが引かなかったので、近所の総合病院の内科で診てもらいました。

 

3 即入院

胸のレントゲンを診て医師は、

「自然気胸です」

「右の肺に小さな穴が開いていて、しぼんでいます」

「すぐに治療が必要ですので、今から入院してください」

本人は今まで入院の経験は無く、診てもらってすぐに入院と聞いてかなりとまどったそうです。

 

4 治療開始(ドレナージ治療)

私の時もそうでしたが、まずドレナージ治療で自然治癒を待つ治療を受けることになりました。

一通り治療内容を聞いた後に、処置室でドレインの管をいれる脇の下に麻酔注射。

これがかなり痛かったそうです。

1センチ切って管を入れ、吸引する機器を付けて病室に移動。

点滴も初めてだったらしく、最初は体についた2本の管に慣れるまでだいぶ時間がかかったようです。

私は入院の話を聞いて、翌日にお見舞いに行きました。

退屈だったらしく、発病から今までの話を詳しく話してくれました。

私の時はどうだったのかも色々と聞いてきました。

ドレナージ治療の方法は、昔も今も基本的には変わっていないようでした。

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5 ドレナージから胸腔鏡手術へ(転院)

ドレナージ治療を始めて1週間後、ドレインの機器を止めてレントゲンを撮ったらまた肺が縮みました。

まだ穴が塞がっていなかったようで、引き続きドレナージ治療を継続。

その6日後に同じようにレントゲンを撮ったらまた縮みました。

家族が呼ばれて、自然治癒で塞がらなく、またドレインの管が長期間入っているので、感染症のリスクが高まってきているとのこと。

医師から手術ができる病院への転院が勧められました。

<転院>

翌日、ドレインの機器を付けたまま救急車で少し離れた呼吸器外科のある専門病院に移りました。

体はピンピンしているのにタンカに載せられて、救急車に乗り込んだそうです。

移動中は元気だったので、研修中の人とずっとおしゃべりしていたそうです。

 

入院から3日後に手術が決定。

胸腔鏡手術の説明内容は前述の通りです。

 

6 手術

手術前のCT検査では、ブラは発見できなかったそうです。

手術当日は甥の母が付き添ったとのこと。

手術は約1時間で終了。

手術直後の執刀医からの説明は、

  • やはりブラは発見できなかった
  • しかしブラの代わりに「小さなプツプツ」がブラができる部分にいくつかまとまってあった
  • おそらくそこからの空気漏れで、そこを切って縫った
  • ブラが無くても自然気胸になることは有るが、稀なケース

<術後>

手術後は集中治療室で1晩過ごしたとのこと。

麻酔が切れた後はやはりだいぶ痛くて、痛み止めの座薬を入れてもらったそうです。

でも眠ることはできたとのこと。

 

<手術翌日>

午前中にレントゲンを撮り、問題なかったのでドレナージの管を外して元の病室(4人部屋)に歩いて戻ったそうです。

私はこの日の午後に面会にいきました。

だいぶ元気になって起き上がって本を読んでいました。

医師から手術した右側の腕はしばらく動かしてなかったので、動かしてリハビリするように言われたそうです。

右の脇の下を3か所を縫ったとのこと。

  1. 内視鏡
  2. 鉗子1
  3. 鉗子2

 

7 退院

手術の翌々日、午前中に再度レントゲンを撮って、問題がなかったので退院したそうです。

抜糸は1週間後に外来でするとのこと。

もらって帰った薬は、痛み止めと胃薬のみだったそうです。

 

8 記事を書き終えて

いかがでしたでしょうか?

参考になりましたでしょうか?

私が自然気胸の手術を受けたのは、今から約30年前です。

当時はまだ胸腔鏡手術が普及しておらず、開胸手術でした。

しかし現在でも手術の状況によっては、開胸手術に移行することがあるそうです。

別記事で私の気胸手術体験談(下のおすすめ関連記事)もございますので、よろしかったらご覧ください。

 

9 おすすめ関連記事

「胸が痛い!」原因は<気胸>の可能性あり【体験談】

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

(※記事内容の実施に当たりましては、読者様の自己責任により、安全性・有用性を考慮いただいた上で、ご活用お願い申し上げます。)

 - 【健康】

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