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すねの「しこり」は【悪性骨形成性腫瘍】の可能性あり!

   

何気なく触ったすねに「しこり」を発見!

気になりなすよね!

すねにできるしこりの殆どは良性で、あまり心配する必要はありませんが、

ごく稀に悪性の場合があります。

悪性しこりの「悪性骨形成性腫瘍」は早期対処が必要。

ですので、しこりを自分で触って「もしかして悪性?」と疑えることが大切になります。

今回は、すねの悪性しこり:【悪性骨形成性腫瘍】

が疑われる初期症状を中心に、すねのしこりについて分かりやすくお伝えします。

 

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1 悪性骨形成性腫瘍の初期症状

それではさっそく本題です。

悪性骨形成性腫瘍は、別名「骨肉腫」と呼ばれています。(以下、骨肉腫でご紹介します)

骨肉腫のできやすい部位は膝に近い上下の骨、大腿骨やすねの骨で、全体の約60%。

続いて股関節周辺(15%)と肩関節周辺(10%)の骨です。

 

骨肉腫の初期症状は分かりにくいですが、以下の症状がでやすいとされています。

・膝や肩の骨のかすかな痛み

・膝や肩の違和感

・膝や肩周辺に熱を感じる

・筋肉痛のような痛み(運動中や運動後)

 

症状が少し進むと、

・骨にしこり(腫瘍)ができる

・関節が曲がりにくくなる

・関節を曲げると痛む

 

小児の場合、手足を動かしたり運動するのを嫌がることがあります。

さらに進行すると痛みが強くなり、骨がもろくなって骨折しやすくなります。

 

症状が出てから数週間たっても上記のような初期症状が消えない場合は、念のために検査を受けることをお勧めします。

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続きまして、骨肉腫とはどういう病気なのか。

またその原因や治療法などについてご紹介します。

 

2 骨肉腫とは

骨肉腫、別名:悪性骨形成性腫瘍(あくせいこつけいせいせいしゅよう)は、日本国内で年間約200人が発病します。

若者に多い傾向があり、患者の約6割が5~24歳。

 

骨肉腫の種類によっては、進行スピードが速い物があり、しこりが数週間で倍の大きさになるものもあります。

またこの種の骨肉腫は、転移しやすいのが特徴で、

  • 肝臓
  • リンパ節
  • 他の骨

などに転移するケースが多いとされています。

 

骨肉腫と診断されると、以前は足や腕を切断することが多かったですが、近年では抗がん剤や医療技術の進歩により、部分切除する方法へ変わってきています。

5年生存率も上がってきており、以前は10~15%でしたが、現在は65%以上の患者が治るとされています。

 

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3 骨肉腫の原因

骨肉腫の原因は、まだはっきりとは解明されていませんが、疑われている因子として、

  • 化学物質による遺伝子変異
  • 放射線被ばく
  • ウィルス
  • 骨Paget病による発病

などがあります。

 

4 骨肉腫の受診科と検査・診断

<骨肉腫の受診科>

骨肉腫が疑われる場合は、骨軟部腫瘍の専門科のある病院を受診しましょう。

すねなどのしこりが週単位で大きくなるようでしたら初回から専門医療機関の受診をおすすめします。

 

<骨肉腫の検査・診断>

骨肉腫の診断には以下の検査が行われます。

  • 血液検査
  • 病理組織検査(生検):腫瘍の一部を採取し、顕微鏡で検査
  • レントゲン検査
  • MRI検査:病巣の広がりを確認するのに有効
  • 骨シンチグラフィー:全身への転移を調べる
  • PET-CT検査:病期診断に有用

 

5 骨肉腫の治療法

昭和55年以前は骨肉腫と診断されると、腫瘍のある脚や腕を切断するケースが多かったですが、ここ数十年の画像検査や抗がん剤などの進歩により、部分的に切除する患肢温存手術(かんしおんぞんしゅじゅつ)が行われるようになりました。

 

骨肉腫の基本的な治療法は、

  • 外科手術
  • 抗がん剤治療(多剤併用化学療法)

 

悪性度が高い骨肉腫の場合、抗がん剤がよく効くため、抗がん剤→手術→抗がん剤といった治療も選択されます。

 

ここまですねにもできる骨肉腫について見てきましたが、すねにできるしこりの殆どは良性のしこりです。

悪性との違いを知る意味で、すねの良性しこりも見てみましょう。

 

6 すねにできるしこり

ここではすねにできる他のしこりを2つご紹介します。

 6-1脂肪腫

すねに軟らかいしこりがある場合、脂肪腫も考えられます。

脂肪腫はその名のとおり脂肪のかたまり。

脂肪細胞が増殖してしこり状になった腫瘍で、40代~50代の女性に多い良性腫瘍です。

子供の頃にできはじめ、徐々に大きくなっていくこともあります。

 

<脂肪腫の症状>

脂肪腫の症状は、

痛み:基本的に痛みはなし(神経の近くにできると痛みを伴うことも)

大きさ:豆粒~5センチ超えまで

 

<脂肪腫の原因>

詳しい原因は解明されていません。

 

<脂肪腫の検査・診断>

しこりが大きなものや、短期間で大きくなったものは、悪性軟部腫瘍との識別が必要になります。

検査方法は、

  • レントゲン検査
  • CT検査
  • MRI検査
  • 病理組織検査:腫瘍の一部を採取して検査

 

<脂肪腫の治療方法>

脂肪腫は、小さかったり痛みが無い場合は、経過観察になることが殆どです。

目立つ場所など治療が必要な時は、手術で取り除きます。

小さな腫瘍ですと、日帰り手術で済みます。

 

 6-2粉瘤

すねにできるしこりに「粉瘤」があります。

粉瘤(アテローム)は皮膚良性腫瘍の約8割といわれていて、袋状になった皮下組織に古い角質や老廃物がたまってしこりになったものです。

粉瘤は良性腫瘍。

普通、皮膚の古い角質は、「垢」として皮膚の表面から落ちますが、まれに毛穴の奥にできた袋状組織にたまることがあり、そこが腫瘍・しこりになります。

通常は痛みを伴わないしこりですが、袋状組織内に菌が入り込んで化膿してしまうと赤く腫れ、痛みが出ます。

 

<粉瘤の症状>

初期症状はかゆみを感じ、その後、しこりができるケースが多いようです。

症状は、

  • 痛み:無いことが多い(化膿すると痛む)
  • 大きさ:数ミリ~数センチ
  • 形:盛り上がるケースと盛り上がらないケースあり
  • 色:化膿すると赤く腫れる
  • 硬さ:少し硬めで弾力がある

 

<粉瘤の原因>

粉瘤ができる原因はまだ解明されていませんが、要因として考えられているのが、

  • 外傷
  • 打撲
  • ストレス
  • 疲労

などが関係しているのではないかと言われています。

 

<粉瘤の検査・治療>

粉瘤は、皮膚科か整形外科で検査・治療していただきましょう。

治療はおもに外科手術か抗生物質投与で、手術が必要なケースは、

  • 痛みがある
  • 炎症を起こして赤く腫れている
  • 大きくなっている

手術は日帰りできる簡単なもので、垢がたまった袋状組織を取り除きます。

治療が遅れて炎症を起こすと、治療に苦痛を伴うこともあるそうです。

またごく稀に癌化するケースもあるとのこと。

 

このしこりは自然に消えることはなく、放っておくと徐々に大きくなります。

大きくなりすぎて、入院手術になったケースも。

痛みを伴う場合はもちろんですが、あまり大きくならないうちに整形外科か手術設備にある皮膚科で診てもらうことをおすすめします。

 

7 まとめ

ここまでご覧いただき、ありがとうございます。

それでは最後に今回のポイントをまとめます。

<骨肉腫の初期症状>

  • 膝や肩の骨のかすかな痛み
  • 膝や肩の違和感
  • 膝や肩周辺に熱を感じる
  • 筋肉痛のような痛み(運動中や運動後)

<症状が進むと>

  • 骨にしこり(腫瘍)ができる
  • 関節が曲がりにくくなる
  • 関節を曲げると痛む
  • 小児の場合、手足を動かしたり運動するのを嫌がることがある

<骨肉腫を疑ったら何科>

骨肉腫が疑われる場合は、骨軟部腫瘍の専門科のある病院を受診しましょう。

 

8 記事を書き終えて

いかがでしたでしょうか?

参考になりましたでしょうか?

すねにできるしこりの殆どは良性で、それほど心配する必要はありませんが、ごく稀に悪性の場合があります。

悪性しこりの骨肉腫は早期治療開始が必要。

すねの骨にかるい痛みが出て、数週間たって痛みが消えなかったり、すねのしこりが週単位で大きくなるようでしたら骨軟部腫瘍の専門医に診ていただきましょう。

 

今回はすねにできるしこりについてご紹介しましたが、しこりは体のいたるところにできます。

もし首や脇の下、足の付け根などにできた場合、【悪性リンパ腫】の可能性もあります。

くわしい記事を下記でご紹介しておりますので、是非ご覧ください。

 

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

(※記事内容の実施に当たりましては、読者様の自己責任により、安全性・有用性を考慮いただいた上で、ご活用お願い申し上げます。)

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